2013年

4月

19日

工場の省エネは生産改善から

 工場の省エネを進める際には、生産量とエネルギー消費量との関係を分析するのが重要です。生産量の増加に伴ってエネルギー消費量が比例して増加するのは仕方のないことです。しかし、生産量に関わらず消費されているエネルギーがあるとすれば、そればムダと考えられます。それを見つけるために、エネルギー消費量を縦軸に、生産量を横軸にして散布図を描いてみます。相関がみられる場合は回帰直線を描いてみます。EXCELで回帰分析を実施すれば簡単に求められます。こうしてエネルギー使用量を比例分と固定分に分けます。回帰直線を大きく上に離れる点には問題があると考えられます。そして固定分が多いということは生産量に関係なく消費されているエネルギーが多いということですから、固定分を削減することが求められます。そのために実施することは、以下の3つです。

①固定分を比例分に転換 (できるだけ多くの設備を生産量に連動させて稼働する)

②固定分消費設備の高効率化と運転の合理化

③生産能力を高める(生産時間の短縮)

この3つの視点で生産改善に取り組むことが省エネにつながるのです。

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2013年

1月

14日

企業にとっての省エネに取り組む意義

 省エネ対策は、企業にとって3つの意味があります。第一はリスク回避のための省エネです。原発再稼働に対する厳しい世論が続く中、夏のピーク時などには計画停電が発生するリスクがあります。また、電気料金の値上げも予定されています。これは大きな経営リスクです。それを回避するためには省エネが重要です。第二は利益創出のための省エネです。省エネでエネルギーコストを削減できれば、それはそのまま利益になります。同等の利益を売上アップで創出するためには、原価や経費を考えると利益の何倍もの売上が必要になります。人件費カットによるコスト削減は企業の体力を弱めます。それに反して省エネは生産性を高め、経営体質を強化することにもつながります。第三はブランド価値を高める省エネです。省エネはCO2削減により地球温暖化対策になります。これをうまく訴求できればブランド価値の向上につなげることができます。商品のライフサイクルにおけるCO2排出量が削減できるので、環境にやさしい商品としてお客様にアピールすることもできます。

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