企業が持続して成長していくためには、企業の進むべき方向を明確にし、社員全員に周知徹底することが重要です。一度作成した経営戦略が時代にそぐわなくなっているケースもあります。この機会に自社の強みをしっかりと認識し、経営戦略を作成してみませんか。貴社の経営戦略策定のプロセスをナビゲートいたします。
標準的な支援の流れは以下のようになります。お客様の状況に応じてアレンジさせていただきます
回数 | 項目 | 内容 |
1回目 | ビジョン、目標の策定 |
・経営戦略策定の流れを説明します。 ・過去~現在~未来の変化の分析(B2F分析)を行います。 ・経営理念、ビジョン、戦略目標を明確にします。 |
2回目 | 現状分析 |
・現状の3C分析(顧客、競合、自社)を行います。 ・経営環境を整理します。(SWOT分析) |
3回目 | 課題抽出 |
・経営課題を抽出します。(クロス分析) ・あるべき3Cの姿を作成します。 |
4回目 | 戦略立案 |
・戦略マップを作成します。(勝利の方程式) ・重要成功要因を抽出します。 |
5回目 | 戦略の具体化 |
・業績評価指標を抽出します。 ・目標値を設定します。 ・実行計画のテーマを設定します。 |
6回目 | 実行計画の作成 | ・テーマ別実行計画を作成します。(スケジュール) |
事業計画を作成する場合、経営戦略を基に最終的には3~5年間の売上計画、損益計画を作成していきます。こうした数値計画を作成する際に重要となるのが損益分岐点の考え方です。いわゆるこの点を超えれば利益が出る採算点です。新規事業を始める場合、損益分岐点を超えるのをいつの時点に想定するのかを考えて売上計画と費用計画を作っていきます。しかしそれは根拠のある数値でなければなりません。経営戦略策定の最終段階で作成したアクションプランによって具体的にいつ頃どれだけの売上が見込めるか、仮説に基づいて算出していきます。実現性の高い事業計画を作成するお手伝いをさせていただきます。
「中小企業新事業活動促進法」に定められた「新事業活動」とは、次の4つの新たな取り組みをいいます。
1.新商品の開発または生産
2.新役務の開発または提供
3.商品の新たな生産または販売の方式の導入
4.役務の新たな提供の方式の導入その他の新たな活動
こうした新たな取り組みに対して「経営革新計画」を作成し、都道府県の承認を受けるといくつかの支援策を受けることができます。さらにPR効果も期待できます。経営革新計画作成のご支援をさせていただきます。具体的には経営戦略や事業計画を作成し、申請様式に落とし込んでいく作業をお手伝いさせていただきます。
マーケティングとは、一言で言うと、「売上を上げる活動すべて」ということになると思います。では売上を上げるにはどうしたらいいのでしょう。売上を上げる方法は右の図の5つしかありません。ただ、より本質的に考えると「お客様に価値を提供して対価をいただくすべての行動」ということになります。お客様の求める価値を提供して他社ではなく自社を選んでいただく必要がありますから、経営戦略策定の際に検討する3C分析(顧客、競合、自社)が基本になります。3C分析をベースにしながらこの5つの方法を考えることが重要です。お客様が売ろうとしている商品や技術についてこうしたことを考えるお手伝いをさせていただきます。
企業が売上を増やすには、お客様のニーズを的確に把握し、それに応える製品・サービスを提供することが重要です。それとSDGsにどんな関係があるの? と思われる方もいらっしゃるかもしれません。SDGsとは、Sustenable Development Goals(持続可能な開発目標)の略で、国連で合意された2030年までの世界の17個の目標です。
「なぜ突然国連?」と思われる方がいらっしゃるかもしれまぜんが、現在、SDGsはビジネスにおいて世界の潮流となってきています。「ビジネスを通して社会や環境によい影響を与えることが商売繁盛につながる時代」が到来しているのです。たとえば、環境に悪いインクや紙を使わないことで大きな受注を呼び込んでいる小さな印刷会社があります。女性や高齢者を積極的に雇用することでファンを増やし、売上を伸ばしているお菓子屋さんがあります。地域の人々と一緒に子供を育てることで成長を続けている保育園があります。このような会社はここ数年で次々と増え続けています。
企業が社会や環境にとって良い影響を与えることを考えて商売をすると、売上や成長を高めることができます。なぜなら、今は十分に活用できていない世間からの信用や共感という財産をビジネスに最大限に活かすことができるからです。長期的に人々と社会に必要とされる会社であり続けることが、企業の長期的な発展につながります。また、この17の目標は社会が解決を求めている課題といってもいいでしょう。つまり、新たな商品開発のネタがここにあると考えることもできます。
「三方よし」というのは、ご存じだと思いますが、「売り手よし」、「買い手よし」、「世間よし」の3つの「よし」の精神のことです。売り手と買い手が共に満足して、さらに社会貢献もできることが、よい商売のありかたである、という近江商人の心得です。日本で古くから大事にされてきた考え方ですよね。SDGsって「三方よし」を世界共通の形に置き換えたもの考えてもいいと思います。このSDGsを利用して「三方よし」を極めることで企業経営はより強固なものになり、発展することができます。皆様の会社でも、自社の経営と結びつけてSDGsに取り組んでみませんか?
SDGs実践計画策定に向けた標準的な支援の流れは以下のようになります。お客様の状況に応じてアレンジさせていただきます。
回数 | 項目 | 内容 |
1回目 | SDGsの理解 |
・SDGsの17の目標について説明します。 ・SDGs実践のプロセスを説明します。 |
2回目 | 共通課題の発見 |
・バリューチェーン・マッピングを使って自社とSDGsとの関わりを探ります。 ・自社で既に取り組んでいるSDGsの取り組みを認識します。 |
3回目 | SDGsビジネスの創出 |
・SDGsの17の目標の中から、自社が取り組むべき課題を抽出します。 ・経営理念との整合性をチェックします。 |
4回目 | 経営ビジョンへの統合 |
・3C分析(顧客、競合、自社)を使って現状分析を行います。 ・目指すべき姿にSDGsの課題を取り込みます。 |
5回目 | 経営戦略の立案 |
・戦略マップを作成します。 ・重要成功要因を抽出します。 |
6回目 | 経営戦略の具体化 |
・業績評価指標を抽出します。 ・目標値を設定します。 ・実行計画のテーマを設定します。 |
7回目 | 実行計画の作成 |
・テーマ別実行計画を作成します。 ・会社の目標を、部門・個人の目標へブレイクダウンします。 |
8回目 | 報告とコミュニケーション |
・SDGsの取組計画を社外へ発信します。 ・目標達成に向けて進捗を社内外へ発信します。 |